たおピーの人生メモ

たおピーの人生をメモとして残しておく

甘党な私

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突然ですが、私は甘党です。 小さい時から甘い物が大好きで、よくまんじゅうとか羊羹とかチョコレートを食べていました。 夢はケーキをまるごと一個一人で食べることでした。 この夢は大人になってかないましたが、さすがに胸やけしました(笑)。

こんな甘党の私ですが、幸い肥満になったり虫歯になったりもせず、健康だったので特に制限することなく今まで食べ続けてきました。 ところが、30歳を過ぎたころから、手と足に水虫のようなものができてかゆみが出てきました。 最初は、水虫かなと思って市販の薬を買って塗っていました。 でもあまりよくならず、医者に行ってみました。

皮膚の一部を取って顕微鏡で覗いても、水虫菌は見つからないとのこと。 どうやら水虫ではないようです。 はっきりした病名は分からないが、副腎皮質ホルモンの入った薬をくれて様子を見ようということになりました。 この薬が良く効いてあっという間に症状は改善され、5センチぐらいあった患部が5ミリぐらいに小さくなりました。 当時は、「流石は医者。薬の威力は絶大だな~」と思いました。

それで、治ったと思ってしばらく放置していると、またひどくなってくる。 それで、また薬を塗ると落ち着く。 というぐあいに、ひどくなる→落ち着く。の一進一退を繰り返していました。 どうも、疲れが溜まるとひどくなるようです。

 

一進一退を繰り返しつつ5年後

今度はさらに症状がひどくなりました。 具体的にどんな症状かというと... 手と足に小さな水泡ができてかゆくなる。 水泡が裂けてかゆみを伴いどんどん患部が広がる。 患部がカサカサになってくる。 患部がひび割れてくる。 ひび割れから血が出てきて痛い。 と、ひどい状態でした。

引越ししたので別の病院に行ったところ、 「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」と診断されました。 その時「なかなか治らないから気長にね」とも言われました。 何が原因なんですか?と聞くと、 「はっきり言って分からない。これだという1つの原因があるわけじゃなく、複数のいろいろなものが複合している。ストレスとか・精神的なものも関係している」とのこと。 ようは、アトピーみたいなやっかいな病気ということらしい。 余談ですが、アトピーって「奇妙な」というギリシャ語が語源で、発症の原因は不明ということ知ってました?

さて今度も、副腎皮質ホルモンの入った薬と寝る前に塗るべたべたする薬と表面に薬が塗ってあるシップのようなものをもらいました。 この薬も良く効いてひび割れを改善してくれ痛みもなくなりました。 しかし、改善はするものの、完治はしない。 科学万能主義で、医学に対しても過大評価をしていた私がこのとき現代医学の限界を知りました。 それでも、専門家である医者の言うことを信じるしかない私は薬を塗り、また一進一退を繰り返すのでした。

 

もう薬に頼るのはやめよう

あるとき、ふと思ったのです。 こうやって一生薬を塗り続けるのかな?なぜ治らないのだろう。これは自然の法則に反している結果ではないかと。 そう思い薬を塗るのをやめました。これは、ベジタリアンになったせいもあるのかも知れません。 結局、薬は症状を抑え込むだけ。対処療法であって根本的な原因を取り除いているわけではない。 薬に頼らずに自然療法でやってみようと、自己流でいろいろ試しました。 結果的に、次のものが効果があったようです。

  • 血行&リンパの流れを良くすること
  • (晩酌で血行を良くし、お風呂でリンパマッサージをした)
  • 砂糖を断つこと
  • 疲れ・ストレスを溜めないこと

そして、上記3つのことを実施することにより完治することができました。 でも、たまに油断をして、甘い物を取ることがあります。すると、手に小さな水泡ができるのです。 どうも、私の場合は砂糖が主な原因だったようです。

 

砂糖の効果と害

 

そこで、砂糖についてインターネットで調べてみました。 大河ドラマ篤姫の「一方聞いて沙汰するな」に見習って効果と害の両方について見てみました。 膨大な量の情報が出てきますが、おもいっきり集約すると以下のようになると思います。

砂糖の効果

  • 脳のエネルギー源
  • 食べたらすぐ効く元気の素
  • 精神を安定させる効果
  • 記憶力を向上させる
  • 酸化防止・防腐効果がある

砂糖の害

  • 肥満の原因になる
  • 血液を酸化(汚)させ、赤血球や細胞を崩壊させる
  • 不眠、イライラ、きれやすい
  • だるさや疲労感の原因
  • 様々な病気の原因になる (冷え性、頭痛、肩こり、貧血、便秘、虫歯、胃潰瘍、糖尿病、心臓機能低下、子宮異常、静脈瘤、うつ病アトピーアルツハイマー型痴呆...)
  • 麻薬性があって、止められなくなる
  • アヘンよりも致命的で放射能死の灰よりも危険な毒である

はたしてどっちの言い分が正しいかは分かりません。 人によっては効果になる場合も、害になる場合もあると思います。 私にとっては、掌蹠膿疱症の原因だったようですが... でも、今まで砂糖によってうれしい思いもさせてもらったので害だけだったとも言えません。 単に度が過ぎだのだと思います。

インペレーターもこう言っています。

「飽食と泥酔はもとより感心できぬが、度の過ぎたる節制による体力の低下も感心せぬ。われらは全てに判断の及ぶかぎりの中庸を説く。 極端なる節制も、節度なき放縦も、ともに好ましからぬ結果を招く。中庸こそ身体機能を自由に働かしめ、一方精神的能力を曇りなく且つ激することなく自在に発揮させる。 われらが求めるのは明晰にして元気はつらつとし、それでいて興奮することなき精神と、活力に溢れ、その活力を使い過ぎもせず欠乏もせぬ身体である。」

 インペレーターとは...
世界三大霊訓の1つであるモーゼスの『霊訓』に出てくる高級霊です。
世界三大霊訓とは...
(1)シルバーバーチの霊訓、(2)モーゼスの『霊訓』、(3)アラン・カルデックの『霊の書』をいいます。
聖書に詳しい方は...
モーゼスの『霊訓』を読んでみられたらいいと思います。

 

足し算より引き算

飽食の日本では何事においても、間違いなく度が過ぎているのではないかと思います。 なのに、テレビとかで言う健康法はプラスばかり。 ○○がいいとか、××がいいと言います。 視聴者もそれに影響されて○○を取ったり、××を取ったりします。 一時期納豆が品薄になったとか。ああ、なんと素直な国民なのでしょう。

もし、テレビの言うことを鵜呑みにして全部実行すると... 1ヶ月で30品目、1年で360品目、まあ放送がない日もあるので実際は200品目ぐらいでしょうか。 これでは、体を壊しそうですね(笑)。 まあ商業放送だから、どうしてもそうなってしまうのです。 ○○がダメだと言ってしまうと○○を扱っている業者からクレームが来る。 その業者がスポンサーだったりするとエラいことになってしまいます。

だから、テレビでは言わないマイナスも試してみてはいかがでしょうか。 おまけに、マイナスだったら余計な出費もかからないし、逆に家計はプラスになります。 例えば、禁酒日ならぬ、禁砂糖日として3日ぐらい、砂糖をまったく取らないとか。 試してみて自分の体に聞いてみる。

最後は自分で判断するべきだと思います。 今はいろんな情報が氾濫してますから、惑わされてしまうのも無理もないでしょう。 いろんなものを足して足して足しまくって、複雑になりすぎて、どうでもよいことに時間を取られて、ストレスを受け疲れ果てている。 そして、本当の自分を見失っているのじゃないかなと思います。

よく、自分探しとしてインドに行く人がいます。 別にインドに行くのが悪いといってるわけじゃありません。 インドに行くことによって何らかのヒントを得られるかもしれません。 でも私みたいにインドに行けない人は、不要なものをどんどん捨ててみたらどうでしょうか。 捨てて捨てて捨てまくって、裸の自分になったときに本当の自分が見えてくるのかもしれません。

500に及ぶあの世からの現地報告の「ローズ霊」も以下のように言っています。

「人間は、もし自分が進歩すればもっと暮らし向きがよくなるとか、物質的に恵まれるようになると考えがちです。 しかし霊的に目覚めると、家とか家具とかいったものに対する関心がなくなっていきます。 人間が進歩するということは、多くの物を手に入れるようになるということではありません。 ある意味では、所有欲の観点から見れば、むしろそういうものは少なくなるのです。 反対に心の進歩に伴い、多くの愛と心の平安、平静さ、幸福感を手に入れることができるようになるのです。 なぜならあなたが他人に働きかけ、与え、愛し、他の人々と一つになっている時こそ、あなたの心は平安なのです。 別の言葉で言えば、あなたが本当の自分自身を発見するのは、あなたが自分自身の所有欲を捨てた時である、ということなのです。」

 ローズ霊とは...
500に及ぶあの世からの現地報告で出てくるロンドンの花売り娘だった霊です。高級霊ではありませんが、親しみの持てる善霊です。

 

身体には大自然が与えてくれるものを

最後にちょっと長いですが、シルバーバーチの言葉を引用して終わります。

ここでメンバーの一人が健康を害している友人のことで質問したのに対して
「自然が要求するものを無視するわけにはまいりません。人間も霊的存在であるとはいえ、今生きているのは物質界です。 あなたの霊にとっては、その身体を通して表現するしかなく、その身体は物質で出来ているのですから、ある一定の物質的必要性に応じざるを得ません。 運動も必要です。食べるものも必要です。身を宿すところも必要です。光も空気も要りますし、適度の手入れも必要です。 疲れた時は休ませてやらねばなりません。器官ないし機能に障害が生じれば、治さなくてはなりません。 そうした必要性に無関心でいると、そのうちそのツケが回ってきます。 たとえ医者から薬という薬を貰えるだけ貰っても、それは大霊が用意している治療法の代用にはなりません。 痛みは軽減するかも知れません。一時しのぎにはなるでしょう。が、本当の意味での治療にはなりません。痛みを止めることはできます。和らげることはできます。 反対に、刺激を与えて興奮させることもできます。が、身体が要求しているのは大自然が与えてくれるものです。 わたしが春がもたらしてくれるものを精いっぱい活用しなさいと申し上げるのは、そのためです。 新しい生命の芽生え(それは霊性の発現にほかなりません)これには大自然の強烈な回復力が秘められております。 それをご自分の身体に摂取すれば、バッテリーに充電することになります。冬の間どうしても弱まりがちな生命力が増強されます。 その時点でしっかりと貯えておけば、夏、秋と過ごし、やがて大自然が(物的活動に関するかぎり)眠りにつく冬に入っても、安心して休めることになります。 大霊が有り余るほど用意してくださり、自由に摂取してほしいと望んでおられるものを、存分に我がものとなさることです」

そうしたことが聡明な人たちでも理解できないのはなぜでしょうか
「頭脳は聡明でも、心に理解力が欠けている人がよくいるものです。"童子のごとくあらずんば..."といいます。 大いなる真理は往々にして単純・素朴であり、心が素直で、ややこしい理屈を必要としない人は、直観的に理解できるものです。 頭脳が明晰すぎると、とかく単純な真理が幼稚に思えて、捨ててしまう傾向があります。これは危険なことです。 脳が活発すぎて、単純に片づくものでは物足らなくなり、何やら複雑なものだと脳が仕事らしい仕事を得てうれしくなるのです。 本当は、身体が健康であればあるほど、その要求するものが自然の理に適 (かな)ったものになるように出来ているのです」
すると脳の働きも理に適ったものになるわけですね?
「その通りです。そして、それだけ霊性が発揮されやすくなります。その辺が狂うと、次から次へと厄介なことが生じるようになります。 健康な身体ほど、精神と霊が顕現しやすいのです。所詮、地上ではその身体を通す以外に、自我の発現の手段はありません。 動物をごらんなさい。ネコは暖かい日向に寝そべり、太陽が動くと、そちらへ移動します。本能的に単純な真理を知っているのです。 不幸にして人類は、文明というものに毒されて、ますます人工的になりつつあります。タバコを吸いすぎます。アルコールを飲みすぎます。 刺激物を取りすぎます。こうしたものはみないけません。大自然の要求どおりに生きていれば、身体はそうしたものを要求しません。 不自然な生き方をしていると、そういった不自然なものを摂取しなくてはならなくなるのです。食欲をそそるものが要るようになるのです」